ショートサイズの ブルカン レプリカが新入荷! BLUE CAN ミニレングス
近年、サバゲーフィールドで見かけることが多くなった青いダミーサイレンサー、通称 ブルカン 。実銃においては軍や法執行機関の特殊部隊がキルハウスなどの訓練施設でトレーニング用に使用するもので、正式名称もそのまんま BLUE CAN と言う。
これは、オペレーターがトレーニングの際にゴム弾や空砲を使用する際、実弾が入っていないことを示すトレーニングブルーをサイレンサーでもアピールするためのもの。基本的には一般兵やシューターが使用するものではないため、トレーニングライフルとはいっても寧ろベテラン感が増すことから、サバゲーでも敢えて ブルカン を装着するプレイヤーが増えているのだ。
ただでさえ「ダミー」である ブルカン を更にレプリカとして作るという何とも皮肉なパーツではあるが、エアガン用レプリカであることの特徴として14mm逆ネジスレッドが切られている。実物の ブルカン は基部が硬質ゴム素材でできており、ハイダーの上から被せる様に装着するが、実銃に比べてバレルの素材や取り付け強度が弱いエアガンでは、ハイダーと交換する形でアウターバレルに直付けできるのは良いアイディアだ。
ブルカン は2種類の長さが存在
ブルカン はサイレンサー装着時のライフルレングスをシミュレーションするためのトレーニング用具であるが故に、特殊部隊オペレーターが実際に採用することが多いサプレッサーのサイズを2種用意している。どちらも、恐らくは SURE FIRE の SOCOM556 サプレッサーに準拠しており、長い方:フルレングスは約16cm(SOCOM556)、短い方:ミニレングスは約12cm(SOCOM556 MINI)となる。
以前から オルガエアソフト でも取り扱いのある Airsoft Artisan 製の ブルカン は約16cmのSOCOM556タイプ一択であったが、今回新たに取り扱いを開始した 5KU 製では約12cmのミニレングス SOCOM556 MINIタイプが選べる。
5KU の ブルカン レプリカは Airsoft Artisan 同様、付属するOリングにより内部にトレーサーユニットの取り付けが可能。内側には中腹部に1周ぐるりと突起が設けられており、トレーサーユニットの万が一の飛び出しを防ぐ構造となっている。
色合いや刻印も再現
ブルカン の特徴の1つは何と言ってもその鮮やかな色合いだ。これは塗装によるブルーではなく、アルマイト処理による被膜を形成しており、アルミ素材の光沢に濃いブルーが乗った独特な雰囲気が何ともカッコイイ。
レプリカ製品でもこのアルマイトによる染色を再現しており、横に並べない限りパッと見では実物と区別が難しい。また白彫によるリアル刻印もバッチリ再現されているのも嬉しいポイントと言える。
現在、実物の BLUE CAN もバリエーションは多くなく、長さ2種類に加え基部がハイダー径に応じて異なる程度だ。
まぁそもそもがダミーなだけに種類も無駄に多い必要はないが、とはいえこの2タイプの違いをしっかり再現してくるあたり、近頃のエアガン用レプリカも侮れない域に達している。
5KU も Airsoft Artisan も、こういったかゆい部分に手が届くパーツ作りを更に極めていってくれるだろう。今後にも期待したい。
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冒頭では「ベテラン感」の演出のためという表現を使用しているが、中にはエアガンのファッションアイコン的に使用しているプレイヤーも多い。 BLUE CAN は官給専用品というわけではなく一般人も購入可能なことから、ステッカーを貼るなどして個性を出して使用するのも面白い。
ライフルの演出の1つのパターンとして是非楽しんでもらいたい。
TOP画像にはW.CH4NGYONG氏(Instagram)のイラストを使用させて頂きました。ありがとうございます。